<第201号> 情報の伝え方

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グローバル市場開拓 メルマガ
<第201号>
情報の伝え方
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こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。

毎日1分でも何かを続けると、
365日で365分、6時間5分となります。

集中力を6時間続けることは難しいですが、
1分ならば集中できます。
集中した1分が蓄積された6時間は貴重です。

例えば毎朝、新聞を読むとします。
新聞を読む時間を仮に20分とします。
年間で120時間を超えます。
20年続けると、2400時間。

新聞を読むのと読まないのとでは、
20年間でこれだけの差が出ます。

現実には、新聞を20分ですべて読むことは不可能。
2400時間も続けていると、同じ新聞を読む場合でも、
初めて新聞を読む人と20年間読み続けている人とは、
その効率性も全然違います。
だからその差は、2400時間の差だけではありません。

これはすべてのことに当てはまりますので、
週7日、1日24時間をどのように使うかはとても重要です。

最初からなんでもできる人はいませんので、
過去継続してきたことが現在の姿になり、
現在継続していることが将来の姿になります。

何を継続するかということだけでなく、
継続そのものに緊張感を持ち続けることも必要です。
毎日新聞をただ読むだけでも十分意味がありますが、
例えば毎朝、20分の新聞を見て、毎日1本のスピーチを考えるといった方が、
緊張感があります。

語学学習はまさにこれが当てはまります。
だらだらと語学のテキストを2400時間読むよりも
その言葉しか通じない環境に100時間飛び込んだ方が
上達は早いと言えます。

かつては、そういった緊張感のある環境を毎日作り出すことは難しかったですが、
今はインターネット環境上でそういった環境に簡単に飛び込むことができます。

24時間という時間は限られているので、
何にその時間を使うかは、とても重要。
そして、何にその時間を使うかを考えるよりも、
まずやってみて、続けられるかどうかを早く知ることが、
もっと重要だと思います。

さて、本号の内容です。

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<第201号> 情報の伝え方

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コミュニケーションの仕方は時代とともに大きく変わっています。

最初は手紙。紙という発明がなければ手紙は存在していないので手紙はそもそも画期的です。
紙の発明は、印刷技術につながり、情報を伝えるという行為は、
マス・コミュニケーションへと広がっていきます。
モールス信号が誕生したのは19世紀前半。
コミュニケーションは通信の世界に入っていきます。
電話が発明されてからは、有線網で通信インフラが整い、
有線と無線の両方で、通信の世界は広がっていきます。

紙の時代から、そもそも通信の資源は有限。
有限な中で、どのように情報をまとめ、伝えるかが重要でした。

ところが、通信の手段がデジタルになると、
ムーアの法則が当てはまるようになり、
有限である通信の容量は、どんどん大きくなり、
今はその限界が見えないほどそのキャパは大きくなっています。

伝達手段が有限だった時と違って、
今は情報が溢れています。
ビジネスの世界では、
社外に発信する情報の量も
社内に発信する情報の量も
かつてとは比べ物にならないほど増えています。

上場企業の決算公告は、法律上では決算日の45日以内と定められています。
ほぼすべての会社が決算開示をホームページ上で行っています。
決算開示の項目は決まっていますが、投資家向けに決算発表資料のボリュームはどんどん増えています。
今は、外国人投資家が増えて英文同時開示まで求められるようになっています。
決算だけでなく、年間を通じてサステナビリティ・レポートなど、
投資家向けにさまざまな情報が発信されます。

情報の量が増えているにもかかわらず、
以前よりも早く、情報を発信することが求められています。

情報の受け手も、情報を入手することだけでなく
情報を処理する力が求められるようになっています。

多くの情報をインターネットにアップするようになっています。
そして、ChatGPTに聞けば、インターネット上にある情報は、
整理されて入手できます。

簡潔にわかりやすく、という情報の伝達の仕方は変わらないと思います。
だからこそ、情報の伝え方は、
これから大きく変わっていくと思います。

本号の内容は以上です。
来週もよろしくお願いいたします。

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2023-07-23 | Posted in Mail Magazine Back NumberNo Comments » 

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