Venice
初めてのイタリア。サン・マルコ広場とドゥカーレ宮殿。
かつての世界最大の交易都市、そして屈指の海軍力を誇った都市。市街でその権威の名残を感じることができたのはこの広場だけでしたが、一度海に出ると海洋都市ならではの街づくりを感じます。

観光エリアはレンガやコンクリートでできています。土や樹に出会うことはあまりありませんでした。通りはどこも迷路のようで、道幅も狭く実用的とは程遠いです。その一方で、豊かな食と芸術。水が外の世界からいろんなものを運んできて、ベネチアの文化を作ったということを感じます。

ペギー・グッゲンハイム美術館からみる運河。街そのものが芸術。建築そのものが芸術。そこに飾られている有名な芸術家の現代アート達。部屋の影にあるキュービズム。太陽の光の下にある彫刻。家具とともに存在するシュルレアリズム。日常の中にある芸術は、大きな美術館の中の芸術とはまた違った学びを与えてくれます。

今回、ここを渡るのに少しトラブルがありました。自分の未熟さを痛感する一方で、他人を気遣うことができる人たちに出会えたことは大きな収穫。世界にも、人はいます。

お酒の席は好きではありませんが、マスクしてスーツきて会話をするのは悪くない経験でした。英語と、立ち振る舞いをきちんと勉強しないと、と思いました。恥ずかしい、情けない想いをするのはこれで最後にしたいものです。

2023-04-30 | Posted in Blog | No Comments »