<第181号> 機械翻訳 その4
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グローバル市場開拓 メルマガ
<第181号>
機械翻訳 その4
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こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。
お金で買えるものは少ないですが、
お金がないと何もできない。
とよく言われます。
第一歩を踏み出す際に、まとまったお金が必要となります。
1)その時のために貯金をするか、
2)その時のためにお金を借りるか、
3)その時のためにお金を市場から調達するか、
今は店頭公開しなくても、クラウドファンディングで
市場から資金を調達できるようになっています。
1)と2)は銀行、3)は証券会社
みたいな構造はすでに崩れていて、
金融機関は定期預金などわかりやすい商品で
小口で資金を集めるよりも、
デリバティブなど複雑な商品で
投資家からまとまった資金を集めることに注力しています。
資産管理は金融機関のビジネスの柱ですが、
資産を守ることと資産を増やすことの意味は、
少しずつ変わってきています。
資産を守るためには、資産を増やすことが必要。
資産を増やすためには、投資先を選ぶことが重要。
だから、正確な情報を早く入手して、適切に分析することが大切。
金融は情報ビジネスとなり、溢れる情報の規模に比例して、
金融経済が膨らんでいます。
金融経済を維持するためには、
金融経済を広げることが重要。
横に広げるためには規模を拡大することが必要。
そうやって膨らんだ経済は、小さな針で破裂するほど、
パンパンになっているから、バブルと言われます。
破裂しないように、大事に大事に膨らませ続けるか?
破裂しないように、少しずつ元の状態に戻していくか?
かつてはロスチャイルド家や石油メジャーがこのコントロールをしていたのでしょうが、
今は誰がコントロールしているのでしょうか?
誰もコントロールできないほど、金融経済が複雑化しているから、
今、分散経済が注目されているように感じます。
それでは本号の内容です。
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<第181号> 機械翻訳 その4
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機械翻訳を使いこなすためには、
機械翻訳を自動翻訳にしていくことが必要なことを、
これまで説明させていただきました。
日本語がどんどん自動的に多言語になっていく。
夢のような話ですが、すでに現実の話です。
夢であるうちは問題はありませんが、
現実となると、常にリスクが伴います。
本当に正しい翻訳がされているのか、
自分がその言語を理解できないと検証できません。
もしかしたら伝えたい内容が、
まったく逆の形で翻訳されているかも知れませんが、
そのことに最後まで気が付かないかも知れません。
現実のものである以上は、使いこなすことが必要です。
まずは、正しい翻訳がされているかどうか、プロの力を借りる必要があるでしょう。
中国語に機械翻訳された内容が正しいかどうかは、
日本語と中国語、または英語と中国語がわかる人に見てもらうことが望ましいです。
でも、これをずっと続けるのか?
それは結局、自動翻訳ではありません。
そもそもAIとは、学習するもの。
ニューラルエンジンで、大量のデータからすでに学んでいて、
かつ自ら学び続けるエンジンであっても、
機械学習・トレーニングはAIの基本です。
プロの翻訳者がチェックした内容を、
機械翻訳のエンジンに覚え込ませていくことで、
機械翻訳は、文法として正しいだけでなく、
自分好みの翻訳を実現してくれるエンジンになっていきます。
機械翻訳を自動翻訳として活用して、
多言語コンテンツでグローバル市場を開拓していくためには、
機械翻訳を理解し、かつ翻訳者のリソースを持ち、
機械翻訳のトレーニングまでしてくれる翻訳会社をパートナーとすることが
重要なポイントとなります。
本号の内容は以上です。
来週もよろしくお願いいたします。
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