<第179号> 機械翻訳 その2
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グローバル市場開拓 メルマガ
<第179号>
機械翻訳 その2
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こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。
2020年に始まったコロナ禍での生活が大きな転換期を迎えています。
振り返ってみると、コロナ禍ではいろんな人が活躍したと思います。
リーダーシップを発揮して、重要な決断をする人、
現場で必死になって人々を助ける人、
ワクチンを開発する人、
在宅で頑張る人、
政策を客観的な視点で批判する人、
コロナ禍でも従来通りの生活を続ける人、
在宅でも仕事ができる新たな技術を提供する人
マスクをしようと活動する人
マスクをするなと活動する人
どの人たちも、共通して重要で、どの立場の人がいなくても、
コロナ禍を乗りこえることはできなかったと思います。
そして、コロナ禍はまだ終わっていません。
またもし終わったとしても今回の教訓を活かし、
いつかまた訪れる危機に備えるという大きな仕事があります。
誰もが、何かしらの役割を果たしていて、
何の役割も果たしていない人は、誰一人としていません。
時代の流れとともにクローズアップされる人が変わるだけです。
金持ちが天国に行くのはラクダが針の穴を通ることよりも難しい、
と昔から言われます。
幸運の女神は前髪しかない、
とも昔から言われます。
時代の求めに応じて、自分の役割を発揮して、
チャンスをつかみ、強欲にならない。
社会が変わって、生活が変化しても、
原理原則は何も変わらないことを、
節目、節目で感じます。
さて、本号の内容です。
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<第179号> 機械翻訳 その2
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機械翻訳は機械が勝手に翻訳してくれるツールです。
勝手に翻訳をしてくれるのだから、
自動で翻訳してくれるようにセットすることが、
本来の使い方です。
だから、自動翻訳とも言われます。
例えば、特定のセンテンスをコピーして、
ブラウザに貼り付けて、左側に日本語をペーストすると、
右側に英語が出てくる。
みたいなのは自動ではなく手動です。
機械翻訳の精度向上によって発展してくのはこういった手動の使い方ではなく、
日本語で文章を作成したら、好きな時に、好きな言語に、
自動的に変換されていく、という姿です。
そのためのアプリケーションは、
世の中にどんどん登場しています。
AI通訳やホームページの日本語を自動的に多言語化するアプリケーションは誰もが知っています。
これらのアプリケーションの裏側にあるのは機械翻訳であり、
機械翻訳を活用しているのがこれらのアプリケーションあることから、
その先のアプリケーションは無限に存在しうること、
誰もが機械翻訳を自分のアプリケーションに実装できることは
明らかでしょう。
インターネットという空間に自分のアバターが存在して、
多言語で世界中の人とコミュニケーションをする。
それがビジネスの空間にならないはずはありません。
もはや、人間が機械翻訳に言語を教えてもらうという、
従来とは逆の発想が非常識ではなくなっています。
人に教えてもらった内容よりもグーグル検索の結果を信じるようになっている今、
人間翻訳の内容よりも機械翻訳の内容を信じるようになる時代は、
そう遠くないと思います。
逆に、全員が機械翻訳を使ってコミュニケーションをすると、
そこに個性は生まれるでしょうか?
機械翻訳エンジンを通すために提供したデータは、
どのように守られていくでしょうか?
機械翻訳は重要なツール。
だからこそ、
1)機械翻訳をどのようにワークフローに組み込むか
2)機械翻訳のアウトプットをどのようにカスタマイズしていくか?
3)機械翻訳に提供したデータのセキュリティをどう確保するか?
という3つの視点を意識して、効果的な活用を考えることが必要です。
本号の内容は以上です。
来週もよろしくお願いいたします。
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