<第155号> カテゴリその2 

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グローバル市場開拓 メルマガ
<第155号>
カテゴリその2
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こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。

何かを身につけようとしても、必ず時間がかかります。
さあやるぞ、と思った時、ゴールイメージはありますが、
ゴールには簡単には辿り着けません。

例えば英語。
私の世代は中学生になると英語の授業がありました。
英語を日本語のように話せるようになるというゴールのイメージは持つことはできます。
最初はABCから始め、だんだんと文法を覚えていきます。
そのうち、日常会話ができるようになります。
そのうち、海外映画を英語の字幕付きで理解できるようになります。
そのうち、英語の映画を字幕なしで理解できるようになります。
そのうち、英語の会話に不自由しなくなります。
でも、ささいな会話でも100%完璧に理解するというレベルには到達できません。
いつになったら英語を話せるようになるんだろうと、
英語を話しながら常に思い続けることになります。

例えばマラソン。
マラソンにはスタートとゴールがあります。
いきなり42.195kmは走れません。
最初は3kmでマラソン。
そのうち、6kmでマラソン。
ずいぶん走る距離が長くなったと感じます。
10kmを走るようになると3kmはもう長距離と感じません。
ハーフを走るようになると、10kmとハーフはまた世界が違うと感じます。
42.195kmを走ると、今度はタイムという目標ができます。
スタート時に見えていたゴールに辿り着いても、
そのゴールは終わりを意味するのではなく、実は、毎回スタートを意味するということに気がつきます。

人は、ゴールなんか存在しないことを知っているのに、
ゴールを目指し続けることで成長します。
英語を100%話せなくても、50%くらいで、他の言葉の勉強を始めます。
他の言葉の勉強を始めて、英語を使っていないと、英語を忘れていきます。
でも再度英語を使い始めると、一定のレベルまではまた戻ることができます。
だから、ゴールに辿り着かなくても、ゴールを目指したことは、
大いに意味があることに気がつきます。
その意味は、人によって異なりますが、頑張ったことに意味がないことはありません。

スタートとゴールの繰り返し。
ゴールと思ったらスタートだったと、最初からわかっていたのに、
そこに行ってみないとわからない。

だから、生きるって、面白いと思います。

さて、本号の内容です。

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<第155号> カテゴリその2

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カテゴリには大分類、中分類、小分類があります。
大分類でグルーピングをすることもあれば、
小分類でグルーピングをすることもあります。

大分類と小分類でグルーピングをして、
大分類と小分類を同列にして分析をするとおかしなことになります。

ある大分類中の中の小分類と、
別の大分類中の小分類とを同列にして、
分析をするとおかしなことになります。

当たり前のことですが、しかしそれをしなければなりません。

小分類だったと思ったものが、
いつのまにかその下の細分類が増え、
小分類の存在感が他のどの大分類よりも高まっているということもあります。

分析の仕方によって、あるときはこの小分類はこっちの中分類に属するが、
別の見方をすると、この小分類は、あっちの大分類に属することになり、
行ったり来たりで、気がついたらダブルでカウントされしまったり、
カウントから漏れてしまったり。

こんなことの繰り返しです。

時計の針が動いている以上、完璧な分類など存在しません。
それでも完璧な分類を作り、定期的にメンテナンスをして、
たまに大きく作り替える。

多くの企業が未だにこういうことをしています。

時代はすでにデータ社会です。
最低10万のデータがなければ何もできないと言われている中で、
そんな膨大なデータ、日々増え続けるデータのカテゴリ分類などできません。
だから、カテゴリは今、
データベースの発想ではなく、アノテーションの発想に変わってきています。

カテゴリは、必要な時に作るもの。
作ったら、捨てるもの。

カテゴリをいつでも作って、いつでも捨てられるように、
データにはタグ付けをします。
例えば、This is a penだったら、
thisには、主語というタグ、形容詞というタグ、副詞というタグ、単数というタグ、
「これ」というタグなど、いろんなタグがつけられます。

データベース的な発想をすると、thisは、主語という大分類で、単数という中分類で、
といった階層式に構築をすることになり、そうするとat thisとい言われた時に、
エラーとなります。

アノテーション的な発想ならば、this is a penも、at thisも、
thisは臨機応変に意味を提供してくれることになります。

歯ブラシの分類も、
あるブランドにどういった形状があって、
それぞれの形状の硬さがどうで、それぞれの色があって、
みたいな考え方ではなく、
全部で何種類の歯ブラシがあって、それぞれの歯ブラシにタグが付いていれば、
硬さの視点で分析をしたい時、市場デビュー後の日数で分析をしたい時、
広告宣伝投資への費用対効果で分析したい時など、
それぞれのタグ毎に分類を変えて分析をすることができます。

カテゴリを正しく管理することの第一歩は、
カタゴリを見直すことではなく、
カテゴリの固定化をやめることであると言えます。

本号の内容は以上です。
来週もよろしくお願いいたします。

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2022-07-24 | Posted in Mail Magazine Back NumberNo Comments » 

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