<第152号> Time to Market その5
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グローバル市場開拓 メルマガ
<第152号>
Time to Market その5
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こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。
情報の発信が容易になり、
様々な情報がパブリックでもプライベートでも
溢れるようになりました。
良い情報と悪い情報があると思いますが、
あくまでそれは個人の判断で、
ある人にとっては良い情報でも
ある人にとっては悪い情報ということがあり、
大体の場合、そうだと思います。
いろんな情報を、良い情報として捉えることができる人は、
心の底から強い人だと思います。
クレームから関係を作る。
怒られて成長する。
失敗から学ぶ。
屈辱をバネに努力をする。
何かをなしとげた人たちは、大体こういった経験をされています。
こういったことができる人は強い人です。
ただ最初から強いわけでは無いと思います。
いろんなことを経験し、
毎回自分自身と戦い、
こういった強さを身につけてきたのだと思います。
すごいのは、強さよりも、その強さを身につけるにいたった信念。
その信念はどこから来ているのでしょうか?
なんとしてもやり遂げるという思い。
では、なぜなんとしてもやり遂げなければならないのか?
おそらく、信念を持った人は、
溢れている情報について、
良い情報とか、悪い情報とか考えず、
すべてを前進に変える力を持っている人だと思います。
世界で紛争が起こったならば、自分に何ができるか考える。
他の人が何かを達成したならば、そこから何を学べるか考える。
自然災害が起こったら、一番困っている人の声を聞き、将来の予防について考える。
なぜすべてを前進に変える力を持っているか?
それには、教育が大きな役割を果たしていると思います。
親の教育、学校の教育。読んだ本。見た映画。
だから、やっぱり良い情報に触れることは重要です。
すべての情報を良い情報に変える力を身につけるためには、
まずは子供の頃から良い情報に触れること。
文学の名作、芸術作品、近所の老人の話。
インターネット社会は、果たして信念の強い人を育てるでしょうか?
教育の役割はますます重要だと思います。
さて本号の内容です。
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<第152号> Time to Market その5
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次から次へと新しいアプリケーションが出ています。
競争力を高めるためにはどんどん新しいアプリケーションを導入します。
アプリケーションには外部システムを導入するものと、
社内向けで作り上げるものがありますが、
日本企業の場合、過去は後者が前者よりも多かったですが、
近年のDXで急速に前者の比率が高まっていると思います。
経済産業省の「2025年の崖」が非常に話題になりましたが、
時代のスピードについていくためには、
伝統的な基幹システムのメンテナンスにコストを費やすのではなく、
新しいアプリケーションに投資を向けるべきという考え方には
納得ができます。
そして、新しいアプリケーション同士どんどんAPI連携させると、
まさに1+1ではなく三倍にも四倍にもなります。
今私がお世話になっている会社ではCRM+MAを連携させていますが、
毎回行うセミナーをこれらと連携させるだけで、
セミナーの集客には時間もコストも全くかかっていません。
その分セミナーの企画に集中することができます。
マーケティングの世界では誰もが同じ経験をしていると思います。
金融やマーケティングのように、投資と収益を直接的に判断できる分野は
もっとこういった仕組みが発展していくと思います。
複数のアプリケーションを用いて、APIで連携して使うようになると、
情報は一元化されるけどデータは分散するという、
逆の不効率が生まれることになります。
あるアプリケーションで管理する情報のデータベースと、
別のアプリケーションで管理する情報のデータベースで、
項目が異なっている場合、元の情報は同じであるにも関わらず、
二つの情報が存在していることになります。
API連携を増やせば増やすほど、この混乱は増え、
継ぎ足し継ぎ足しで運用をしていると、
自社の競争力の源泉である商品についての情報が、
誰も管理できないという事態に陥ってしまいます。
そして、デジタル時代の今、
その問題の解決も新しいアプリケーションでの解決です。
Product Information Management、通称PIMといった
新しいアプリケーションをAPI連携させます。
そうするとそのPIM上で、各アプリケーションで複雑に絡まっている製品情報を
一元的に管理することができます。
根本的な問題の解決のために、
元に戻って考え直すのではなく、
新しい考え方で根本的な問題ではなくしてしまう。
Time to marketの時代の今、
発想そのものが、そんな風に変わっているように思います。
本号の内容は以上です。
来週もよろしくお願いいたします。
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