<第136号> 時代の変化
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グローバル市場開拓 メルマガ
<第136号>
時代の変化
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こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。
歴史を学ぶと、偉大な業績を残した方は、
自分の利益のために偉大な業績を残したのではなく、
別の何かのために偉大な業績を残しています。
グーデンベルク、ワトソン、エジソン、
ロックフェラー
キュリー夫人、ナイチンゲール、
レオナルド・ダ・ビンチ、
ルター
リンカーン
新井白石、吉田松陰、小村寿太郎
もしかしたらイーロン・マスク
今、霞ヶ関で働いている人々は、国益のために働いています。
決して過去の話ではなく、今現在、幕末維新の志士達のような方々が、
日本の未来のために公私問わず日々ディスカッションをしています。
日本での霞ヶ関にいるような人たちは、世界中にいて、そうやって国益を追求する人たちが、
国益だけでなく、地球全体のことも考えてディスカッションをしています。
霞ヶ関だけでできることは限られているので、
霞ヶ関の人たちと一緒にディスカッションをしている民間の人たちもいます。
経団連や同友会の方々も国益のために取り組んでいますが、
サントリーと、三菱ケミカルとか、そういったところの経営者の方々だけでなく、
一代で会社を築いた女性社長の方とか、そういった方々も審議会で
国の方向を指し示すための重要な提言をしています。
歴史に名を残す人は、こうやって国益を追求する人たちの中でも一部でしょう。
でもその一部になるかどうかはあくまで結果。一生懸命取り組んでいる人たちは、
そんな自分の結果には興味はないはずです。
一方でビジネスの世界で台頭してきたのはマーケティング。
お金を稼ぐことをもしビジネスと定義するならば、
マーケティングは最も手取り早い手段です。
若くして、成功したと思い、書籍等を出して、成功談を語り、
またその書籍が売れ、またお金が入る。
もしそれが、その人のゴールならば、それもまた人生だと思います。
貧しくても、国益のためにをコツコツやり続け、
誰にも評価されず、貧しいまま日々を過ごす。
もしそれが、その人の信念ならば、それもまた幸せだと思います。
からっぽの人間にならないようにするために重要なのは、
今、何のために動いているのか?
家族のため、社内のため、地域のため、自分のため、世界のため。
どれも全部重要です。
どこを向いているのか、自分以上に、周りには見えています。
今、コロナと戦っている人。
オリンピック・パラリンピックで戦っている人。
感動は共感を呼び、パワーになります。
マーケティングも重要だと思いますが、
その根底にあるものがちっぽなものであれば、
長続きはしないと思います。
さて本号の内容です。
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<第136号> 時代の変化
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円安に振れています。
それ以上に海外のインフレは凄まじく、
今日合意した金額の価値が、1年後どうなっているか分かりません。
今私が締結する契約書にはPrice escalation条項が不可欠になっています。
ビジネスはどんどんサブスクリプション化されています。
末端ユーザーにサブスクリプションプラットフォームを展開する側と、
サブスクリプションプラットフォームを通じてサービスを提供する側では、
パワーバランスが異なり、インフレ局面下では、富はまた、
一部に偏る方向に向かうと思われます。
2006年頃も円安傾向。
その後原油が高騰し、各社値上げに奔走しました。
そして、急激な円高とリーマンショック崩壊。
そのタイミングでiPhoneが生まれ、
Amazonを中心としたネット通販が世界を席巻。
プラットフォームビジネスの全盛期を迎えます。
そして中国の台頭。
リーマンショック前からGAFAは存在していました。
リーマンショック後に産業構造を転換させた当事者になったことが、
GAFAの成長の原動力と思います。
そして2月頭のFacebook株価の急降下。
今も下がり続けています。
2006年同様の円安。そして原油高。
コロナの影響でリモート社会に変わってきています。
金融機関のレポートを見ても、
バブルを示唆する内容を目にすることが増えてきました。
ここでもう一つ、変化の時代がくる気配です。
変化の波にのって、ポンポンポンと成長する人もいれば、
変化の波に飲まれて大変な思いをする人もいれば、
どんな波がこようと根をはって地道に愚直に取り組みを続ける人もいます。
時代の変化はピンチかチャンスか。
それを決めるのは自分自身であるということは、確かと思います。
本号の内容は以上です。
来週もよろしくお願いいたします。
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