<第87号>プロスペクティング7
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
グローバル市場開拓 メルマガ
<第87号>
プロスペクティング7
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。
昨年は本当にたくさんのWebinarを見ました。
従来はたとえ無料のセミナーでも
移動含めて数時間を費やすことを考えると、
テーマと講師を熟考してから申し込みをしていました。
しかしWebinarならば、少なくとも移動時間は必要ありません。
また、参加してみて、期待していた内容と違ったら、
いつでもすぐに退出ができます。
緊急の仕事が途中で入ったら、直ちに中座することもできます。
そう思って申し込みをすると、いずれも内容は面白く、
申し込みをしたWebinarのほとんど、
真剣に最初から最後まですべて視聴しました。
質問をチャットで入力し、ほとんどの場合、
質問が読み上げられて返事をもらうことができます。
従来のオンサイトのセミナーでは
気軽に質問ができず遠慮することもありましたし、
他に誰も質問をせずに自分だけが質問をして、
目立つこともあまり好きではありませんでした。
その点、チャットでの質問ならば、ハードルが下がります。
もちろん、オンサイトのセミナーの方がよい点もたくさんありますが、
Webinarならではの良さもたくさんあるので、
コロナが落ち着き、通常の環境に戻ったとしても、
Webinarがなくなることはなく、
オンサイトのセミナーと同様に、重要なマーケティング手法となるでしょう。
Webinarの運営、そして集客のノウハウを、
これまでに確立してきた企業は強いと思います。
さて、本号の内容です。
<><><><><><><><><><><><><><
<第87号> プロスペクティング7
<><><><><><><><><><><><><><
オンサイトのセミナーと違って、
Webinarは海外から視聴することができます。
そして、Webinarの場合、講演内容を事前に録画することも可能です。
したがって、事前に講演内容を録画し、
字幕をつけることも可能です。
Webinar配信システムやWEBミーティングシステムでは、
Transcription(文字起こし)機能が備わっているものも
出てきました。
日本語のコンテンツに英語の字幕をつけたり、
英語のコンテンツに日本語・中国語・韓国語の字幕をつける、
といったことが可能になっています。
グローバル企業は、すでにWebinarを
グローバルでのプロスペクティングのための
重要な手法として活用を始めています。
ユーザー側にとっても、
Webinarは新しい情報を入手するチャンスです。
例えば中国のユーザーにとって、
日本企業のWebinarを中国語の字幕付きで見ることができるならば、
普段入手できない貴重な情報を得ることができるチャンスと言えます。
一方で、録画した内容をWebinarで流すだけならば、
ユーチューブのコンテンツと差別化できません。
やはり、Webinarならではの良さが必要です。
例えば、講演内容の一部は録画コンテンツを使いながら、
リアルタイムのチャットを受け付け、
録画コンテンツの終了後に、
チャットに入力のあった質問内容を、
ライブで回答するといった運営方法があります。
こういった運営方法によって、講師と参加者との双方向性が実現するため、
参加者のエンゲージメントを高めることができます。
さらに最近は、リモート同時通訳のサービスを用いて、
日本語でライブで講演し、
中国語、韓国語、英語の3ヶ国語で、
参加者の選択する言語に応じて同時通訳を提供するといったWebinarもあります。
リモート同時通訳の場合、
同時通訳者に会場まで足を運んでもらう必要がなく、
また設備もリモート同時通訳用の汎用的なものを使用することができるので、
国際会議の同時通訳と比べてコストを抑えることができるというメリットもあります。
グローバルWebinarの開催ノウハウの確立も
これからは海外市場開拓にとって重要になることは間違いありません。
本号の内容は以上です。
来週もよろしくお願いいたします。
メールマガジン「グローバル市場開拓」
☆発行責任者:牧野好和
☆公式サイト:http://www.japan-product.biz/
☆登録・解除:http://www.mag2.com/m/0001687506.html