Tips and tricks
強さとは?
フィジカル、メンタル。知恵、経験。数、規模。
強さの定義は時代とともに変わると思います。
資本主義社会では、持っているお金の量が、強さを意味したと思います。
でももはやその考え方は成り立たなくなっています。答えがない時代は、お金があるかどうかよりも、道を切り開ける人がいるかどうかが、競争力を左右する時代です。
フィジカルもメンタルも強く、知恵と経験もある人がたくさんいて、そして企業の規模も大きくて、お金がたくさんある会社が強いかというと、それも必ずしもそうではなくなっています。優秀な人がたくさんいると、それだけ機動力は低下してしまいます。
これからの時代、強い組織を決める要素は、ポジティブでプロアクティブな人の数だと思います。
今日こんな話を聞いたよ。それいいね!!じゃあ、これができるね。
こんなことを考えたよ。それいいね!!じゃあ、これをやってみよう。
こんなことに挑戦したい。それいいね!!一緒にやろう。
こういう雰囲気がある組織からは、どんどん新しいアイデアが生まれてきます。
答えがない時代に必要なのは、経験ではなく、前に進むための原動力です。
原動力は、優秀な人が生まれるのではなく、ワクワクから生まれます。
ワクワクを生み出すのは、目の前にあるたくさんのヒント。
ヒントをつかむアンテナは、みんなが持っていますが、そのアンテナを組織のために生かすかどうかは、組織次第。
レジ袋の有料化は、社会にポジティブな流れを作っていると思います。
地球環境保護とか、格差の是正とか、社会問題を考えるのはしんどいし、自らを律するのは大変ですが、みんなでポジティブに考えて行動すれば、きっと良い方向に向かいます。
自粛警察のようなことになるんではなく、小さな組織も、大きな組織も、日本全部も、地球全部も、目の前のヒントにワクワクして、みんなで、「それいいね!!」とポジティブになれたら、きっと毎日が楽しいだろうな、と思います。
そして、今、新興国の目をキラキラさせている子供たちの方が、先進国の、豊かさに慣れた大人たちよりも、「それいいね!!」って思えるアンテナを持っているように感じます。