長谷寺 (Hasedera) / 鎌倉 (Kamakura)

長谷寺は天平8年(736年)、奈良の長谷寺も開山した徳道上人を迎えて開かれました。本尊は木造として日本最大級の十一面観音菩薩立像で、奈良から海を渡り流れ着いたという伝説が残っています。

境内は観音山の裾野に広がる下境内と、その中腹に切り開かれた上境内に分かれており、アジサイ、花しょうぶなど式の花々が彩ります。

本尊の十一面観音菩薩、通称「長谷観音」は、奈良時代に樟(クスノキ)の霊木より刻出されたと伝えられ、古来より坂東観音霊場の第四番札所として民衆の信仰を集めてまいりました。

像高9.18m。本邦最大級の木造観音です。

上境内の奥にあうr見晴台からは、由比ガ浜から逗子、葉山まで一望できます。

境内は観音堂を中心に阿弥陀堂、地蔵堂、経蔵等の伽藍とともに、花浄土を醸す四季折々の花木があります。

弁天窟。八臂弁財天を祀った弁天堂からさらに奥へ進むと、弘法大師が籠っていたとされる弁天窟があります。窟内の壁面には、弁財天と十六童子が刻まれています。

2017-11-12 | Posted in KanagawaNo Comments » 

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