自転車 – le vélo-
近い将来、確実に実現しそうなのが自動運転車。
私は運転が下手なので、自動運転車大歓迎です。
自動運転車ができても、運転が好きな人は、自分で運転するでしょう。
しかし、町を走る自動車の過半数が自動運転車になったら、
道路交通法は自動運転車を中心とした内容に変わっていくでしょう。
自動運転車ばかりになって、今のシェアリングエコノミーがさらに進んで、
気がつけば、誰のものでもない自動運転車が勝手に走るようになるかもしれません。
町を歩いている人が、車を乗りたくなったら、そのあたりを走っている自動運転車を止めて、
目的地まで連れて行ってもらう。そして、降ろしてもらう。
そのあと、自動運転車は勝手にまた走り続ける。
屋根に太陽電池がついたら、自動運転車はバッテリーの寿命の続く限り走り続けることが
可能かもしれません。自動運転車にAIが搭載されたら、天気次第でAIが自分で考えて、運転を制御し、バッテリーを持続させ続けるでしょう。
この何時でも乗り捨てられる自動車は、
すでに実現しているuberの世界と似ています。
自動運転車の乗り捨ては、そんなに間違った未来の姿ではないかも知れません。
しかし、私が実現して欲しいのは自転車。
自転車は自動運転自転車ではなく、普通の自転車。
必死になって漕ぐ自転車。
今、町に自転車が走るスペースが設けられていることはほとんどないですが、
自動運転車が中心になったら、自転車用の専用スペースも作ることができるのではないでしょうか?
もし、そういった自転車用の専用スペースができたら、
その自転車専用道路には、
屋根もつけてもらいたいな、と思います。
屋根があれば、雨でも自転車に乗ることができます。
屋根があれば、屋根の上に太陽電池を載せることもできます。
かなりの発電量が確保できるでしょう。
すでに、地上にいっぱい電信柱があって、電線が走っているのだから、
そのかわりに屋根をつけることもできるんじゃないかなと思います。
そうなると、近距離はいつでも、自転車で移動できます。
せっかくならば、二人乗り自転車がいいな。
前の人と後ろの人で一緒にペダルを漕ぐ。
会話も弾むし、スピードも増します。
二人乗りならば、前の人は、運転に専念し、
後ろの人はナビに専念することができます。
ならば、後ろの人用に、後部座席の前に、iPadをつけたいな。
アプリをダウンロードして、1時間で東京の名所を回りたいと思ったら、
iPad上に、最適なサイクリングロードが表示されます。
複数コースから選択可能。
一番行きたいコースをアプリの案内に従って自転車で行きます。
そして、サイクリングロードには、すべて屋根付き。
各名所の説明は、アプリがディスプレイだけでなく、音声でも対応してくれます。
そしてそれは全世界の言語に対応。
もう近距離は自動運転車にのる必要はありません。
自動車で安全に移動。そして運動になるから健康的。
自動運転車に乗る時は、自転車では行けないところに行く時。
しかも、それは乗り捨て。
自動運転車はその辺りを走り続けているので、
駐車場は不要です。
こんな、環境に優しく、健康に良い都市になるといいな、と思います。
少なくともアプリは簡単にできます。
自動運転車も確実に普及するでしょう。
そうすると、あとは、太陽電池付きの屋根だけか。