<第202号> 事前準備
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
グローバル市場開拓 メルマガ
<第202号>
事前準備
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。
国語、算数、理科、社会。
子供の頃学校の授業はこの4科目が中心で、
これに体育、音楽、図工、道徳の授業が加わっていました。
勉強が簡単なうちは、どの教科が好きかというのは、
どの先生が好きか、ということで決まりましたが、
勉強がだんだん難しくなってくると、
教科の好き嫌いがはっきりしてきます。
高校になると、文系と理系とか、世界史と日本史とか、
だんだん選択の機会が増えてきて、
高校を卒業する時には
物理化学とか、電気情報とか、建築とか、法律とか、文学とか、
いろんな専門を自ら選ぶ必要性に迫られます。
どこかの段階までは、嫌いな教科を無理矢理やならければならず。
どこかの段階からは、好きな教科だけをやっていればよくなります。
大学を卒業しても国語、算数、理科、社会の重要性は変わらず、
子供の頃学んだ自分の専門外の知識は、
自分の専門でも活かせますし、
日常生活でも生かすことができます。
私は足し算、引き算、掛け算、割り算しかできませんが、
算数をもっと勉強しておけばよかったと毎日のように思います。
嫌いだった教科ほど、勉強したいような気持ちに駆られます。
完璧な人間などいないから、誰もが同じような気持ちをお持ちと思います。
ただ高校の数学の教科書を買ってきてたのはいいものの、
そして勉強する時間は今はたっぷりあるものの、
1ページ読んだ時点ですぐに挫折します。
昔できなかったことが、歳をとっただけでできるようになるものではないという
当たり前のことに、改めて気がつくことになります。
今、リスキリングや学び直しがブームです。
この言葉にワクワクするのは、一定の年齢以上だけだと思います。
一方で、多くの一定の年齢以上の人はリスキリングに共感されていると思います。
苦手な勉強は諦めて、昔好きだったけど、
選択の段階で打算的にあきらめてしまった考古学とかに、
リスキンリングしてみたいなとワクワクしています。
人生って最高です。
さて、本号の内容です。
<><><><><><><><><><><><><><
<第202号> 事前準備
<><><><><><><><><><><><><><
物事がうまくいくかどうかは、事前準備で決まります。
大器晩成と言われますが、
晩成する方はそれまでの歳月を事前準備に当ててきたからと言えるでしょう。
製品開発、
量産、
などはまさに事前準備の繰り返し。
医薬品の開発に関しては、事前準備期間の規模が大きすぎて、
医薬品の価格は事前準備がどれくらい大変だったかによってほぼ決まります。
大量生産の場合も、
どこから調達するかというサプライヤーの選定や、
安定的に品質を確保できるかというクウォリファイのプロセスが
市場に投入してからの競争力を大きく左右します。
集客についても、いきなり何も考えずにチラシやDMを送って、
反響があることはまずありません。
試行錯誤して、推敲して、プロモーションしたい製品を
しっかりと訴求できることが確認できてから、情報を発信することで、
はじめて反響があります。
商談についても、
どういう資料を使って、
どういう話の組み立てをして、
どういう落とし所で合意するか、
ということを事前に考えずに取り組むと、
全く思っていなかったような結果になることがあります。
日々の生活も同じで、
朝ごはんをしっかり食べることが1日のエネルギーになります。
海外の市場に取り組む場合も、事前準備は必須です。
国内で高く評価されている、
よい製品はいつかは海外の顧客に受けいれられると思いますが、
世界は広いので、その「いつか」はいつ、どこからやってくるかわからず、
ずっとやってこないかも知れません。
だから、狙うべき市場を決めて、
その市場のことを知って、
その市場のための製品を用意して、
その市場で使われる言語に対応する。
こういった事前準備は、常にしておく必要があると言えます。
本号の内容は以上です。
来週もよろしくお願いいたします。
メールマガジン「グローバル市場開拓」
☆発行責任者:牧野好和
☆公式サイト:http://www.japan-product.biz/
☆登録・解除:http://www.mag2.com/m/0001687506.html