<第182号> 機械翻訳 その5
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グローバル市場開拓 メルマガ
<第182号>
機械翻訳 その5
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こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。
新しいことを学ぶと、
その知識を使って何かに役立てることができる喜び
他の人がすでにそのことを知っていたことを知る喜びと、
さらに新しいことを学べる喜びと、
があります。
新しい知識が何かに役立てる機会はあまりありません。
結構簡単に役に立てやすい語学でさえも、
使えるようになるためにはそれなりの時間が必要で、
この喜びを得るためには時間がかかります。
一方で、あとの2つの喜びは、学ぶと同時に得られます。
何かを学ぶと、ああ、あの時あの人がこういうことを言っていたのは、
こういうことだったんだ、と思います。
これは結構大きな喜びで、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞などの紙面は
この喜びを得られるように、うまく作られていると思います。
さらに新しいことを学べる喜びは、
学びの楽しさに直接つながると思います。
歴史を学ぶと、もっと深く学びたくなる。
文学を学ぶと、もっと深く学びたくなる。
化学を学ぶと、もっと深く学びたくなる。
全部を学び続けることができないから、誰もが、人生は短いと感じます。
人間は喜ぶために選択をし、
選択と同時に、喜ぶ機会を失います。
忘れるから、思い出す喜びがある。
出会いがあるから、再会がある。
学び続けて、たまに仲間と酒を飲んで語り合う。
これ以上の喜びはないと思います。
さて、本号の内容です。
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<第182号> 機械翻訳 その5
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金融機関のビジネスモデルは大きく転換し、
市中から預金を集め、
企業に資金を貸与し、
金利差を収益をするといった事業は銀行のメインではなくなっています。
手数料収入は証券業のビジネスモデルではなくなっています。
こういった事業はもはや。エリート銀行マンやエリート証券マンの仕事ではなく、
システムがその主体的な役割を担うようになっています。
今は資産管理、投資、M&Aなど、
プロフェッショナルサービスが金融ビジネスの柱。
働き方が多様化すればするほど、
企業家が増えれば増えるほど、
フィナンシャルアドバイザリーの需要は高まります。
一方で金融というテーマはグローバルです。
キャッシュは持っているだけでは、増えません。
一方で、確実にキャッシュを増やそうと思っても、
1秒よりも遥かに細かい単位で勝負が決まる時代に、
確実な投資などありません。
そのため、グローバルの流れを的確に把握し、「予測」すること。
この「予測」の世界が、新たな金融エリートの競争のフィールドです。
予測のためには、グローバルの情報を入手し、分析することが重要。
そのため、ファイナンスの世界では、
必要な情報を言語に関わらずどんどん世界中から入手し、
機械翻訳を使ってスピード重視で翻訳し、
いち早く分析し、その日のうちに、
分析した情報をクライアントに提供するということが行われるようになっています。
金融機関にとって、
自らが使う機械翻訳の精度を高めることの重要性は高まっています。
高度なカスタマイズの機械翻訳を持っていれば、
早く、正確な情報をクライアントに伝えることができます。
機械翻訳が新たな金融エリートの強力な武器であることは間違いありません。