<第156号> カテゴリ その3 

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グローバル市場開拓 メルマガ
<第156号>
カテゴリ その3
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こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。

私たちは歴史から学ぶことができます。
過去を経験できませんが、過去誰かが経験したことから、
学ぶことができます。

では、今私たちが学んでいる歴史とは何か?

戦争が起こり、和平が成立し、新しい時代が作られます。
新大陸が発見され交易がもたらされます。
物質の構造が研究され、新たな物質が誕生します。
地動説や進化論といった新しい理論が人々の考え方を変えます。

歴史とは、進歩なのか?
歴史とは、破壊なのか?

学校教育で学ぶ歴史の授業は、戦争や発明や芸術の歴史です。
その歴史をつくった人々は偉大な方々に違いありませんが、
一人の人間として長所も短所もあったはずであり、
人を愛し、人を憎んだこともあったはずです。

憎しみと愛は、正反対か?
愛のために、戦うのか?
歴史を見ると、愛が国を滅ぼすこともあります。
いやむしろ、愛がなかったら、戦争も起こらないでしょう。
そして、愛が戦争を起こすのと同じように、
多くの戦争が、結婚により回避され、
結婚により終結しています。

歴史は、誰かが作り、書き換えているということもあります。
歴史を書くこと、歴史を作ることが好きな国もあれば、
偉大な歴史を文章として残してこなかった国もあり、
その歴史が、歴史を書くことが好きな国よって、
作られたということもあるでしょう。

私たちは、歴史から学ぶことができます。
その歴史が、真実なのか、書き換えられたものか、
表面的なものなのか、それは過去に戻れない以上わかりませんが、
一つだけ確かなことは、

歴史は繰り返す

ということだと思います。

私たちが「社会の授業」で習った歴史は戦争の歴史。
戦争がどれだけ悲惨なのかを、全員学んでいるのに、
それでも世界では、まだ戦争が起こっていて、
私たち自身がいくら愛に溢れていても、
いやむしろ愛に溢れているからこそ、
繰り返している歴史の中の一部を構成しています。

さて、本号の内容です。

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<第156号> カテゴリ その3

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カテゴリを分けることで、整理でき、分析できる。

これはカテゴリを分けることの意味の半分でしかありません。
カテゴリが作られていないと、この半分の目的すら実現できません。

残りの半分は、カテゴリを組み合わせること。
コンテンツがデジタル化することで、この残りの半分の活用が増えています。
製品カタログを作るのも、毎回毎回新しいカタログを最初から作るよりも、
タグ付けされたパーツを組み合わせて作成した方が、
コストも安く、納期も早く、かつカタログフォーマットの統一性も維持できます。

カタログに会社概要やCSRの情報を掲載するのも、
内容毎にタグをつけておき、カタログのボリュームに応じて、
タグのついたコンテンツを組み合わせて内容を作成できます。
特に近年はCSRの情報が、WEBでもカタログでも会社概要でも豊富に掲載されるようになっています。

このコンテンツを、
大分類をCSR、
中分類を働きがいやCO2削減、
小分類を健康経営やTCFD
といった形で分類していると、古いコンテンツを
パーツとして活用するという発想は生まれてこないと思います。

カテゴリとは、分類しておわるのではなく、
タグ付けをしてメンテするものです。

タンスの引き出しに、服を入れる際に、
どういう入れ方をすると、毎日の服装を選択しやすいか?
夏服と冬服で入れ替えをしますし、
タンスの中の服も定期的に入れ替えます。
新しい服も、古い服も、タンスの引き出しの中で
メンテナンスされることで、常に新鮮な気持ちで、
毎日の服装を選ぶことができます。

パーツをどんどんタグ付けし、
タグ付けに応じて、カテゴリをメンテします。
CSRの取り組みは、日々更新されていても、
過去作ったコンテンツが全く使えないということはありません。

むしろ現在の活動は、過去の活動があったからこそ。
CSRに長期的な視点で取り組んでいる限り、
過去のコンテンツをうまく活用できないということは、
ありえないでしょう。

そして、コンテンツはタグ付けされていると、
多言語化する際に有利です。
一度翻訳したコンテンツを再利用することができれば、
毎回毎回、カタログやWEBサイトを最初から最後まで
翻訳する必要がありません。

本号の内容は以上です。
来週もよろしくお願いいたします。

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2022-07-30 | Posted in Mail Magazine Back NumberNo Comments » 

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