<第148号> Time to Market その1 

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グローバル市場開拓 メルマガ
<第148号>
Time to Market その1
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こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。

成長するためには「イノベーションが必要」と言われて久しいです。

外資はイノベーションを起こすために、中途採用をします。
採用したばかりの新人に、自社ではできない新しいミッションを課す。
そして、そのミッションを達成できないとクビにする。

100人採用して、99人がドロップアウトしても、
1人が歯を食いしばってミッションを完遂し、
イノベーションを起こせば企業は成長できます。

上司が部下に、自分ができないことをやらせるのは、
外資では当たり前です。
企業そのものがアジャイルです。

一方、日本の終身雇用で育った場合、
ここに違和感を感じてしまいます。
大学を出て、まっさらな状態で仕事を教えてもらい、
先輩の背中を見ながら、頭と体で必死に学び、
技能と経験を積み重ね、会社として成長する。

確かに経済そのものが右肩上がりならばこの図式も成り立ちますが、
イノベーションを起こそうとすると、難しいです。

金太郎飴のように、どこを切っても優秀な人材が出てくるのではなく、
ダイバーシティのある組織の方が成長するということが、
頭ではわかっていても、優秀な人材が流出するリスクがあれば、
なかなか外資のような仕組みを導入することができません。

その結果、9割現状維持、1割変革から、
徐々にこの比率を50/50くらいまでに持っていこうというのが、
今の日本企業のスタンスであるように思います。

日本全体にとってどちらが正しいか、どちらが望ましいのかはわかりません。

ただ自分自身は、100人入社して1人しか生き残れない組織の方が、
エキサイティングなので、そっちで働きたいと思ってしまいます。
そして今の若い人材の多くがそのように考えているように感じます。

さて本号の内容です。

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<第148号> Time to Market その1

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Time to Marketはインターネット時代のキーワードの一つです。

自社の製品をいかに早く市場に出すか?という意味だけではありません。
マーケットが求めるタイミングで市場に出すこと、
エリアや言語対応のタイムラグなく一斉に市場に出すこと
といった意味や、
逆に、マーケットのニーズを素早く察知して、
当該ニーズに応じたサービスをタイムリーに提供すること
といった意味を持ちます。

これだけ幅広く使われているのは、
それだけ重要であり、
それだけ難しいためであり
つまり、どの企業も課題を抱えているということです。

そして、欧米の企業はその課題をテクノロジーで解決しようとします。
自社内にデジタルテクノロジーを使いこなして課題を解決する部門があり、
Chief Technology Officerが大きな決裁権限をもって、
最新のテクノロジーを導入します。
そうやって導入されたテクノロジーを社員は勝手に使いこなします。

しかし近年日本ではDXという言葉が流行っている通り、
日本企業の場合はなかなかこういう風には行きません。
まずは情報収集をして、複数の会社から見積もりをとって、
費用対効果を考えて、ようやく導入しても
社員にきちんと説明をする必要があります。

もちろん、日本企業にも、いち早くテクノロジーを導入して
使いこなしている企業はたくさんありますが、
デジタルということになると、導入プロセスに大きな違いがあることは
否めないでしょう。

社員が喜んで新しいテクノロジーを勝手にいろいろと試す企業と、
使う前に社員の不平不満の対策をしなければ、
ならない企業との間では、Time to Marketに決定的な差がつきます。

Time to Marketを実現するためのテクノロジーは
Content Management System
Product Information Management
Marketing Automation
Customer Relationship Management
Component Content management System
Materials Informatics
など多数存在しています。

どのテクノロジーも決して安くなく、
導入は決して簡単ではなく、
使いこなすためには技術も必要です。

こういったテクノロジーを今活用している企業は、
次の新しいテクノロジーが誕生した際にも
どんどん導入して活用していくと思います。

今、こういったテクノロジーを検討すらしていない企業は、
次の新しいテクノロジーが誕生した際に、
ようやく、今すでに存在しているテクノロジーを
導入することになると思います。

こうやって、Time to Marketの差はどんどん広がっていってしまいます。

本号の内容は以上です。
来週もよろしくお願いいたします。

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2022-05-28 | Posted in Mail Magazine Back NumberNo Comments » 

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