<第130号>人脈

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グローバル市場開拓 メルマガ
<第130号>
人脈
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こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。

年末年始昔の友人に会うことが出来ました。

コロナ禍で私はこの2年近く、パソコンの前で作業をしていましたが、
外で活発に活動している友人もいます。

私自身の2年近くそれなりに頑張ってきて、得るものも大きかったのですが、
この2年間活発に動いてきた友人たちを見ると、眩しく感じました。
逆に、活発に活動してきた友人かたちから見ると、
私はものたりなく感じたようです。

自分では自覚をしていませんでしたが、
やつれた、やせた、肌があれた、とか、そういった印象を与えたようです。

サボっていたつもりはないので、それはそれで前向きに受け止めようと思いますが、
確実に大きな差を感じたのは、この2年間活発に動いていた友人たちは、
新しい仲間ができています。

一方、パソコンの前で作業をしていた私には、
新しい出会いはパソコンの画面の反対側のみでした。

もちろん、仕事上濃厚なコミュニケーションはありましたが、
お互い酒を酌み交わして本音で語り合うということは一切ありませんでした。

おそらくパソコンの画面上だったからこそ、得るものもあったと思いますし、
これからはこういったコミュニケーションの重要度は増していくと思います。

一方で、直接のコミュニケーションでなければ得られらないものも多いことも確か。
コロナ禍で社会は変わりましたが、本質的なことは簡単には変わりません。

今年はコロナ禍も新しいステージになっていくと思います。
過去2年と同じということはあり得ないでしょう。

コロナ禍で学んだいいところを取り入れて、自分なりにアレンジしていく、
コロナ禍でできなかったことを取り戻し、新しいやり方と融合させていく。

令和3年は、そういったことが重要になる年だと思います。

さて本号の内容です。

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<第130号> 人脈

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どれだけ密接な仕事をしていたパートナーでも、
仕事上の関わりがなくなると、関係は希薄化します。

もちろん友人関係として継続することはあり、
そうなればビジネス上の関係よりも人生では貴重な意味を持ちますが、
友人関係がビジネス上のパートナーになることは稀でしょう。

ビジネスは、知り合いの知り合いの知り合いといった遠いネットワーク上で
築かれることが多いです。
ビジネス上の関係を構築すること、友人の友人の友人だったということは
珍しくありません。

しかも、このことは、グローバルでも成り立ちます。

初めて話をしたスロべキアのビジネス上のパートナーが、
友人が昔日本に住んでいたという話になり、
その日本の地域を聞いてみると、友人の出身地だったということは、
全く珍しい話ではありません。

そして、多くの場合、そのスロバキア人の友人と、
その地域出身の友人とは、どこかで繋がっています。
通っていた映画館が一緒だったとか、
サッカーの試合で一度対戦していたとか、
繋がりは探し出せば、何かしらあります。

日本人というだけで、世界中でこういった出会いはいくらでもあります。
おそらく国籍に関わらず、世界中でこういった出会いの機会は、
誰にでも共通に与えられていると思います。

一方で、こういう人間同士のつながりを、
人脈にできる人と、知り合いで終えてしまう人とで、
大きな差が生まれます。

人脈にできる人は、どんどん人脈を広げていきます。
知り合いで終えてしまう人は、その関係性すら忘れてしまいます。

そして人脈の広がりは、ビジネスの機会を呼び込んでいきます。
だからみんな、人脈を広げるために様々な工夫をしています。

クリスマスカードもそうですし、
メルマガ等での継続的な情報提供もそうですし、
近くにいった時にはよって挨拶をする、
思い出したら絵葉書を出す、
同窓会等の会合には顔を出すなど。

そして、人脈を広げる人は、何かしら相手に覚えてもらうための工夫もしています。
その工夫は、自分の秀でたところをPRする工夫ではなく、
自分の繋がりのある人とだけ人脈を構築し、
共感しあって、方向性を合わせる工夫をしています。

例えば、ケミカルの仕事をしているならば、
ケミカルの仕事をしているということではなく、
自分の仕事にかける想いを伝えます。
想いは、伝わる人には、伝わり、伝わらない人には伝わりません。

誰かに伝われば、それは何か新しいものが生み出される種になります。
人脈から何か、今見えていない「何か」が生み出される可能性が生まれます。

こういった行動は、才能ではなく努力です。
自分と向き合い、自分の考えを持ち、
自分の考えを相手に伝えるために、
相手の考えをまず理解しようとする。

そういった努力を積み重ねている人だけが、
人脈から何かを生み出すことができるのだと思います。

本号の内容は以上です。
本年もよろしくお願い申し上げます。

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2022-01-02 | Posted in Mail Magazine Back NumberNo Comments » 

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