<第119号>キーワード検索
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グローバル市場開拓 メルマガ
<第119号>
キーワード検索
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こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。
ネット通販が始まった時、
ネット通販が小売の業態を変革すると言われていました。
たしかにいつかそうなるだろうと思った一方で、
早くからネット通販に取り組んだ人は僅かでした。
そして、ネット通販がこれだけ普及してくると、
今から参入するのはもう遅い、という感覚になってきます。
時代の流れは、将来こうなるとわかっていても、
実際に行動をおこす人と、様子を見る人に別れます。
常に時代の一歩先に身をおいて、
ポンポンポンとステップアップしていくのか、
時代の流れに左右されず、
しっかりと根をおろして、同じことを地道に継続するのか、
どちらが正しいわけでもなく、
どちらが間違っているわけでもなく、
両方の場合もあればどちらでもない場合もあると思います。
今の時代の流れはESG、DX、グローバルでしょうか?
どれひとつとっても、
過去の時代の流れと同じように、
予測することも難しく、実際に取り組むことも難しいです。
ただ、何もしないよりもした方が、
得るものがあるというのは確かです。
さて、本号の内容です。
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<第119号> キーワード検索
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WEBサイトには多くの情報を掲載することができます。
更新頻度が高い方が、継続的に見てくれるユーザーの数は増えます。
一方でたくさんの情報を盛り込めば盛り込むほど、
WEBページで訴えたい内容は複雑になっていきます。
シンプルに情報を発信するためには、
シンプルでキャッチーな内容を掲載して、
差別化されたキーワードを設定して、
できるだけたくさんの人に見てもらえるような施策が必要です。
差別化されたキーワードとは、
例えば、豊川市パン屋とか、豊岡市看護師求人とか、
競合が少ない一方で一定程度の需要が見込める内容を設定することで、
ニーズを持った人にリーチすることができます。
グローバル市場をターゲットにした時にも同様です。
ターゲットユーザーが、
どの言葉で検索をするかを考えてから、
そのキーワードの差別化を考えます。
世界中で「食器」を使用している人は多いですが、
キーワードを日本語で「食器」で設定しても、
見るのは日本人だけでしょう。
しかも食器というカテゴリでは競合が多すぎ、
検索上位で表示されるためには相当な努力が必要です。
例えばそれがレストラン用食器となった場合、
ターゲットの数は減り、競合の数も減ります。
しかし、その検索キーワードで検索する人は、
確実に一定数います。
レストラン用食器を提供している企業にとっては、
食器というカテゴリで検索キーワードを設定するよりも、
レストラン用食器というカテゴリでキーワードを設定する方が、
マーケティング効果は高いと言えます。
グローバル市場開拓でも同様のことが言えます。
ドイツ市場で検索キーワードを設定するならば英語よりドイツ語、
フランス市場で検索キーワードを設定するならば英語よりフランス語
は当たり前として、
果たしてそれぞれの市場で、どのようなカテゴリで
検索キーワードを設定することが必要か、ということは、
現地の視点で検討する必要があります。
インターネットの普及で海外向けのデジタルマーケティングに
取り組むことができるようになっていますが、
検索キーワードの設定は重要性が非常に高い一方で、
こういった現地特有の検索キーワードの設定まで配慮できている企業は
まだ日本にはそれほど多くありません。
逆に、日本市場にデジタルマーケティングで進出してきている欧米企業は、
日本の広告代理店に依頼して、
日本語で、日本特有のキーワードをしっかりと検索キーワードとして
設定しています。
日本企業のグローバル市場開拓では、
今後各国向けの検索キーワード戦略の重要性が高まっていくと思います。
本号の内容は以上です。
来週もよろしくお願い申し上げます。
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