<第62号> E-ラーニング

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グローバル市場開拓 メルマガ
<第62号>
E-ラーニング
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こんにちは
グローバル市場開拓メルマガ 発行責任者の牧野好和です。

私の週末の楽しみの一つにアンスティチュ・フランセへの通学があります。

毎週土曜日に通い始めて丸6年間。
海外出張や合宿の時以外は基本毎週通い続けています。

さすがのアンスティチュ・フランセも、今年は3月末に
閉館となりました。

しかし、5月の連休明け早々に、オンラインで授業を再開。
教科書の進行を止めることなく、フランス語の学習を
従来通り進めることができました。

すごいな、と思ったのは、
ただ授業をオンラインにするのではなく、
E-LearningシステムMoodleとZoomを使って、
オンサイトの授業とは違う、オンラインならではの工夫が凝らされていたこと。

Zoomのブレクアウトセッションで生徒がグループ分けされます。
ディスプレイはホワイトボードの機能を代替するだけでなく、
チャットを通じての宿題の提出や資料の共有にも使えます。

リスニング教材としての音声や動画も問題ないし、毎回、Moodleで
予習、復習、宿題も確認できます。

わずか1ヶ月で、ここまで体制を整え、授業を復活させた技術に、
素直にすごいと感じました。

何もかもがオンラインとなることに抵抗がある方もいらっしゃるかも知れませんが、
オフラインが不可能な中、
オフラインを代替しつつも、オンラインならでも良さを感じることができれば、
オンラインを押しつけられている気持ちにはなりません。

COVID-19をきっかけに、これまでオフラインだけが当たり前だった内容も、
オンラインという選択肢が当たり前のように加わり、
オンラインにはオンラインの、オフラインにはオフラインのメリットがあり、
それに応じて、利用者が選択するようになっていくことを感じました。

それはすなわち、サービスを提供する側もサービスを利用する側も、
これまで以上にテクノロジーを勉強する必要がある、
ということを意味すると思います。

さて、今号の内容です。

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<第62号>
E-ラーニング
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海外販路開拓において、
優秀で信頼できる現地代理店と一緒に取り組むことが最初の一歩と言えます。

そういった代理店を見つけ、契約を締結することがまず重要なのですが、
契約を締結した後でも、
代理店との間で販促資料や技術資料の提供をしながら、
現地代理店が現地市場を開拓するためのサポートをし続けることも重要です。

特に、海外代理店に在庫管理を依頼したり、メンテナンス作業を依頼する場合、
適切な在庫の管理手法やメンテナンスの手法について、
代理店が知識を持っているかどうかは、現地の流通やサービスの質に大きな影響を与えます。

そのため、海外代理店の担当者を日本に呼んで定期的に研修を行ったり、
日本の海外営業担当者が各国の代理店を訪問して、
必要な教育研究を行ったりしています。

今、COVID-19の影響で海外出張が難しくなっています。
一方で、各企業は工夫をしながら事業活動を継続しており、
航空も海上も物流は戻ってきています。

そこで今、これまでオフラインで行ってきた教育研修を
オンラインに変更する動きが広がっています。

Eラーニングを活用することで、製品の説明の方法、
メンテナンスの方法など幅広いメニューを用意することができ、
グローバルの代理店に共通した内容を提供することができます。

また、Eラーニングのメリットは現地語の字幕や吹き替えができることです。
日本で各国から代理店の担当者を招いたり、
日本からの出張者が現地を訪問して研修を行う場合、
どうしても言語は日本語や英語とならざるを得ません。

その点、Eラーニングならば、タイならばタイ語、
インドネシアならばインドネシア語といった現地の言葉に
翻訳して配信することができ、
かつ一旦作成したコンテンツは継続的に使用することができます。

本号の内容は以上です。
来週もよろしくお願いいたします。

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2020-08-09 | Posted in Mail Magazine Back NumberNo Comments » 

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