Turning Point

人はなぜ言い訳をするか?それは、ターニングポイントで間違った方向にいった時に、正しい方向に戻るためだと思います。

ターニングポイントで、正しい方向に行かずに、間違った方向に行ってしまった結果を冷静に分析した内容が言い訳だと思います。

ただ、多くの場合、分析まではするが、さらにその分析に基づいて、正しい方向に向かうというステップまで進むことが難しいです。なぜならば、時間は前に進んでいるので、ターニングポイントに戻るための距離は、時間が経てば経つほど遠くなっているからです。そして、正しい方向でも時間は前に進んでいるので、ターニングポイントに戻って、本来正しい方向に進んでいたらいたであろう位置にたどり着くまでの距離はさらに遠いということになります。

だから、間違った方向に向かって進んできた位置から、本来向かうべき方向に進んでいればいただろう位置を見ると、まるで海の向こうのように感じることがあります。それが、後悔だと思います。

ただ、時として、助け舟がやってきます。ターニングポイントまで戻らなくても、助け舟が、海を渡って、本来いるべき場所に送ってくれることがあります。神様は、ちゃんと見ている。

この場合、気をつけなければいけないのは、ターニングポイントで、本来正しい道を進んでいた場合に歩いていた道を歩かずに、助け舟に乗って、正しい位置に戻っているということです。

位置は同じでも、プロセスには、いくつか抜けている場所があります。だから、助け舟にのって、本来の位置にたどり着くことができたとしても、時間がある時にターニングポイントまで戻る努力をする必要があると思うのです。

毎日、たくさんのターニングポイントがあります。起きる時間、道で困っている人に出会った時、会話をするときの受け答え、約束を守ること、などなど。助け舟もたくさんありますが、乗れる船は限られています。乗ったら乗ったで、甘えていると、自分の位置を見失ってしまいます。

三省して、毎日ターニングポイントを確認していきたいと思います。

2020-02-11 | Posted in BlogNo Comments » 

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