Garbage

プラスチックごみが問題になっています。プラスチックごみだけでなく、あらゆるごみが問題になっています。

生産する人がいて、消費する人がいて、その間を貨幣が取り持っているので、そう考えると、ゴミが減るということは考えられません。ゴミを減らす、唯一の方法は、生産する量を減らすことですが、生産する量が減ると、儲からなくなります。

シェアリングエコノミーは、生産しないで、お金を儲けるという考え方の一つだと思います。生産しないで、お金を儲けた人は、そのお金をどこで使うのでしょうか?やっぱり何かを買うと思います。だから結局、ゴミは増える。

ゴミが問題になっているのに、私たちはゴミを出すことを止める方法を知りません。だって毎日ご飯を食べたいから。食べるためには働かなければなりません。働くというのは生産活動。

誰でも知っているこの問題に解決策はあるのか?

もし地球上に、ゴミ箱が一個しかなかったら、みんなどうするでしょうか?不法投棄は、当然犯罪です。そうすると、その地球のたった一個のゴミ箱に、ゴミを運ぶビジネスが誕生すると思います。でも、ゴミ箱は一個しかないので、きっとゴミ箱にゴミを運ぶことができるのは、利権を得ることができる、スーパーエリートでしょう。ゴミ集めは憧れの職業。

今、地球上に、ゴミ箱は何個あるのでしょうか?

人類が70億。思うに、70億個以上のゴミ箱があると思います。ディズニーランドには、一定間隔以内に必ずゴミ箱があります。だから、みんな、ちゃんとゴミ箱にゴミを捨てます。でも、そもそも、ゴミが発生しないのが一番です。ゴミ箱もないし、ゴミも落ちていないディズニーランドが実現したら、それこそ本当に夢の国。

70億人全員が、ゴミ箱を減らしていこうという活動をしたら、ゴミは減ると思います。地球上にゴミ箱を1つ、というのは無理ですが、1000平米以内に、ゴミ箱は1個しかおいてはいけないというルールになったら、みんな遠くまでゴミを捨てにいくのは大変なので、ゴミを出さないようになると思います。そうすると、できるだけゴミを出さないような製品を売る人が、儲かると思います。

そういって、ゴミを出さないような製品を売って、お金をもうけた人は、そのお金をどこで使うでしょうか?ものを買ったらゴミが出るので、たくさんお金があっても、たくさんのものを買わないと思います。ゴミは減るような気がします。

ゴミ箱距離制限法ができて、ゴミ箱1個100万円になって、そのゴミ箱以外には、ゴミは捨ててはいけないことになったら、大変でしょうか?意外と、大変じゃないような気がします。

畑作って、野菜作って、残り物は飼料にして、家畜を育てて。

日の当たらない場所を作っているのは、私たち自身だと思います。

2020-01-24 | Posted in BlogNo Comments » 

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