Coding

先週、20数年ぶりに、大学時代の憧れの大先輩にお会いできる機会がありました。

その先輩のようになりたいと思っていた、偉大な大先輩でしたが、20数年たってもやっぱり偉大でした。私もこの20数年間、それなりに頑張ってきたつもりですが、相変わらず男として全く敵わないと思うことがたくさんありました。

幼なじみに出会うと、地域で根をはって頑張っています。私は3月31日生まれなので、同学年の中では成長が遅く、いつも面倒をみてもらっていました。40歳を超えても、幼なじみに会うと、その時のまま。今も私は、仲間の中では何をやってもダメな存在で、面倒をみてもらっています。そして、そのポジションが私にとってとても居心地がいい。

5年間、システム会社でお世話になりましたが、結局プログラムのことはわからないままです。5年前は、5年後にはあらゆるプログラミングを自由自在に使いこなしている自分の姿をイメージしていましたが、結局、一つもプログラミングができません。

でも、5年間たって、プログラミングの凄さは、5年前よりもずっと分かるようになりました。自分自身ができなくても、プログラミングがどれくらい難しいかをわかったということが大きな成長です。

人は、成長します。成長すると、「できること」と、「わかること」があります。もしかしたら、「できること」っていうのは、何かを「やらない」と決めることじゃないかなと思います。あれもこれもできるということを目指すと、最後まで、何もできないまま。だから、これをできるようになるために、あれはやらない、と一つひとつ決めなければならないと思います。だから、わかることっていうのは、自分ができないことを、わかることだと思います。

だから、大先輩は、この先もずっと、大先輩であり続けてくれると思うし、幼なじみも、この先もずっと、私のことを、世話のやける不器用なやつと、思い続けてくれると思います。

JAVAとか、Pysthonとか、いろんな利便性の高い素晴らしいプログラミング言語がありますが、万能なプログラム言語はありません。どのようなプログラム言語でコーディングしても、最終的にはコンパイルされ、機械語になります。その時は、0と1の集まりです。

機械語は、電子部品を動かします。電流を制御する、電荷を蓄積する、電流変化を増幅する、決まった方向に電流を流すという、一つひとつの機能をコントロールすることのために使われます。万能な電子部品は存在しません。一つひとつの部品の機能が集まって、プログラム言語の指令通りに動きます。

0と1の数が増えるほど、能力が増えます。電子部品の数が増えるほど、能力が増えます。素晴らしいプログラム言語は、これらを使いこなす言語であり、素晴らしいプログラマーは、そのことを知っている人だと思います。

いつまでたっても、敵わなくても、背伸びをする必要はないと、思い直しました。誰であっても、再会できたということ自体が喜びであり、成長の証であり、そして何かを作り出すことの重要なプロセスなのだと思います。

2020-01-21 | Posted in BlogNo Comments » 

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