semiconductor

地球上にまだ空気が存在していなかった時に、海中で単細胞生物が生まれました。単細胞生物は光合成によって地表に酸素を排出します。やがて大気は酸素で覆われ、その上空にはオゾン層が作られました。

一方で、その酸素と反応した海水中の鉄分は、酸化して海底に沈みます。海底に沈んだ酸化鉄は、何億年とかかって鉄鉱石となります。

 

オゾン層が誕生したおかげで紫外線は遮断され、地上にも樹木が生息できるようになります。

 

海中のプランクトンは、今も光合成を続けています。地上の樹木も今も光合成を続けています。光合成によって、有機物が誕生します。有機物の死骸は何億年とかかって化石となり、石油、天然ガス、石炭のような炭化水素となります。

 

地球上には、導電性の物質と絶縁性の物質があります。その両方の性質を持つことができるのが半導体です。半導体としてはシリコンやガリウムなどがあります。半導体にりん、ヒ素、ホウ素などの不純物を添加することにより、ドナーの役割を果たすN型半導体とアクセプタの役割を果たすP型半導体をつくりだし、電気的な性質を制御することができます。

 

土は電気を通しません。土からできたセラミックスは電気を通しません。炭化水素からできたプラスチックも電気を通しません。

水は電気を通します。金、銀、銅、鉄などの金属も電気を通します。

 

電気を通す水と、電気を通さない土を持つ地球を一つの物質としてみた場合、地球は半導体だと思います。地球は、導電性の物質も、絶縁性の物質も作り出します。

 

地球が作り出した有機物は生命の源。堆積した有機物の死骸はエネルギーの源。有機物と無機物はお互いに作用し合っていて、無機物がなければ有機物は存在できません。命あるものは魂が宿ります。人間も、動物も、魚も、感情を持っています。少なくとも、痛いという感情はもっているはず。きっと植物も。果たして無機物にも、魂は宿るのか?宿らないとは言い切れないと思います。

 

生命誕生の40億年の歴史の中で、人類が生まれたのは最近の話です。地球は昔も今も、半導体。

 

良い人がいれば悪い人もいる。

良い行動を行うこともあれば、悪い行動を行ってしまうこともあります。

痛みがあるから、喜びがある。

100%ってことは絶対ありません。

 

電気を通しても、電気を通さなくても、絶縁があるから導電がある。

有機物でも、無機物でも、お互いがあるから存在している。

魂が宿っていても、宿っていなくても、行きていくためには不可欠。

人間が人間の都合で、いろんなものを定義すればするほど、全部半々になると思います。

 

半導体っていうのは、無限の普遍性を持つ物質だな、と思います。

 

2018-04-30 | Posted in BlogNo Comments » 

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