ねぶたの家 ワ・ラッセ(Nebula Museum Wa Rasse) / 青森(Aomori)

ねぶた祭の起源には諸説ありますが、七夕まつりの灯篭流しと「眠り流し」の風習が習合したものとの説が一般的です。

眠り流しは、農繁期前の夏に農作業の敵となる睡魔(厄災)を追い払う風習として全国的に見られるもので、「ねぶた」という言葉は、眠り流しの「眠り」が転訛したものと考えられています。

毎年、20数台の大型ねぶたが制作され、祭り本番では、勇壮に練り歩くねぶたに合わせ、踊り手である跳人(はねと)の乱舞が見られます。開催期間中は200万人を超える人出で賑わいます。

青森ねぶたグラフィティでは、ねぶたの由来、歴史、制作工程がトンネル内に紹介されており、ねぶたタイムトンネルを歩きながら学べます。

ねぶたホールでは、青森ねぶた祭に出陣した大型ねぶたが展示されています。

現在活躍しているねぶた制作者が制作したねぶた面が展示されています。

名人コーナーでは、名人の作品や映像を紹介しています。青森ねぶた祭に貢献のあったねぶた制作者に贈られる「名人」の称号は、これまで6人のねぶた制作者に贈られています。

2018-01-04 | Posted in AomoriNo Comments » 

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